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『CILいろは』は、障害者自身が中心となり運営している障害当事者団体で「障害者のことは障害者である私達が一番良く知っている」という考えが基本にあります。
私達は「どんなに重度の障害があっても自らの意思によって人生を選択・決定し、地域社会の中で自分らしく主体的に暮らすこと」を自立と捉えて、その願いを実現させるための活動を、エンパワメントの視点に立って行なっています。
長い間、施設や在宅での庇護や保護の下で生活していた障害者にとって自立生活を実現するというのはとても大変なことです。そこで『CILいろは』では、自立生活を実現するためのステップとして、自己信頼を取り戻すなど精神的サポートのために「ピア・カウンセリング」、自立生活をする上で必要となる技術的サポートとして「自立生活プログラム」を提供し、障害当事者に持っている本来の力を引出せるように協力していきます。
そして私達の街でも、地域で暮らす障害者の仲間が少しずつ増えることを願い、誰もが安心して暮らせるノーマライゼーション社会の創造を目指していきます。
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私達が考える自立とは、どこに住むか、いかに住むか、どうやって自分の生活を賄うかなど、自らの人生におけるあらゆる事柄を自分で選択し、自分の人生を自分で決めていくことです。それは自分が選んだ地域で生活することであり、誰と住むか、一人暮らしをするのか自分で決めることです。自分の生活《食べ物、娯楽、趣味、悪事、善行、友人等々》すべてを自分の決断と責任でやっていくことにより、時には冒険をし、時には失敗を繰り返しながら、主体的に生活を送ることによって学んでいくことです。
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● 1970年代にアメリカで生まれ、現在日本でも130ヵ所を超えるセンターが全国各地に設立されています。 |
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● 運営委員の過半数が障害者であり、その障害者が中心となって運営されている団体です。 |
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● 障害者が運営にの主体であるということは、利用者のニーズが運営の基本となるようなシステムを持ち、障害種別を超えてサービスを提供しています。 |
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